2025.6.13

インプラント

インプラントは痛い?手術後の負担軽減ポイント

インプラント治療を検討している方の多くが「手術は痛いのか」という不安を抱えています。実際のところ、適切な麻酔と術後ケアにより、痛みは十分にコントロール可能です。本記事では、インプラント手術の実際の痛みレベルから、術後の負担を最小限に抑える具体的な方法まで、経験豊富な歯科医師の視点で詳しく解説します。正しい知識を持つことで、安心して治療に臨めるようになるでしょう。

インプラント手術って実際どのくらい痛い?

インプラント手術の痛みは、適切な麻酔により手術中はほとんど感じません。麻酔が切れた後も、一般的な抜歯程度の痛みで、多くの患者さんが想像していたより軽かったと感想を述べられます。

麻酔が効いている間の痛み

手術中は局所麻酔により、痛みを感じることはほぼありません。たとえば、虫歯治療で使用する麻酔と同様の効果が得られます。患者さんは振動や圧迫感を感じることがありますが、これは痛みではなく、手術が順調に進んでいる証拠です。

静脈内鎮静法を併用する場合は、さらにリラックスした状態で手術を受けられます。具体的には、うとうとした状態になり、手術への不安や緊張も大幅に軽減されます。

麻酔が切れた後の痛み

麻酔が切れる手術後2〜3時間頃から、軽度から中程度の痛みが現れます。多くの場合、親知らずの抜歯後と同程度の痛みレベルです。たとえば、ズキズキとした鈍痛や、噛んだ時の違和感程度で、日常生活に支障をきたすほど強い痛みではありません

処方される鎮痛剤により、この痛みは効果的にコントロールできます。

インプラント手術後の痛みと腫れは?

術後の症状は個人差がありますが、適切な処置により大幅に軽減可能です。腫れは手術後2〜3日目がピークとなり、その後徐々に改善していきます。痛みも同様の経過をたどり、1週間程度で日常生活に支障のないレベルまで回復します。

予想される痛みと腫れの程度

手術直後から2〜3日間は、軽度から中程度の痛みと腫れが予想されます。具体的には、頬の腫れにより顔の輪郭が少し変わる程度で、重篤な症状が現れることは稀です。

症状程度持続期間
痛み軽度~中程度3〜5日
腫れ軽度~中程度3〜7日
出血軽微1〜2日

痛みや腫れが続く期間

痛みは通常3〜5日程度で大幅に軽減し、1週間以内にはほぼ解消します。腫れについても、3日目をピークに徐々に引いていき、1週間程度で目立たなくなります

たとえば、月曜日に手術を受けた場合、木曜日頃には痛み止めなしでも日常生活を送れるレベルまで回復する患者さんが多くいらっしゃいます。

日常生活への影響

手術当日は安静にしていただく必要がありますが、翌日からは軽度の日常活動が可能です。具体的には、デスクワークであれば手術翌日から復帰できる場合が多く、重労働や激しい運動を1週間程度控えることで、順調な回復が期待できます。

食事についても、手術部位を避けて軟らかいものから徐々に通常食に戻していけます。

痛みを最小限にするための工夫

手術前の準備が、術後の痛みを大幅に軽減する鍵となります。適切な診査診断と治療計画、患者さんとの綿密なコミュニケーション、そして最適な麻酔方法の選択により、快適な治療体験を実現できます。

事前の検査と治療計画の重要性

CT撮影による精密な診査により、神経や血管の位置を正確に把握し、安全で痛みの少ない手術計画を立てます。たとえば、下顎の場合は下歯槽神経との距離を測定し、神経損傷のリスクを最小限に抑える設計を行います。

また、口腔内の感染源がある場合は事前に治療を完了させ、手術環境を最適化することで、術後の痛みや腫れを予防します。

歯科医師との綿密なコミュニケーション

手術前のカウンセリングで、あなたの不安や疑問を十分に解消してもらうことが重要です。具体的には、手術の流れ、予想される症状、対処法について詳しく説明を受け、安心して手術に臨める状態を作ることが大切です。

痛みに対する不安が強い場合は、追加の鎮静方法や痛み止めの調整について積極的に相談しましょう。

静脈内鎮静法などの麻酔方法

不安が強い方には静脈内鎮静法をお勧めします。この方法では、点滴から鎮静剤を投与し、うとうとした状態で手術を受けられます。たとえば、歯科治療に恐怖心がある方でも、リラックスして治療を完了できます。

局所麻酔と併用することで、手術中の痛みは完全にブロックされ、術後の痛みも軽減される効果があります。

術後の痛みを和らげる方法

適切な術後ケアにより、痛みと腫れを効果的にコントロールできます。処方薬の正しい服用、冷却による炎症抑制、そして適切な口腔ケアが、快適な回復期間の鍵となります。

処方される痛み止めの服用

手術直後から予防的に鎮痛剤を服用することが重要です。痛みが強くなってから服用するより、定期的な服用により一定の血中濃度を保つ方が効果的です。たとえば、手術後6時間おきに服用することで、痛みのピークを抑制できます。

  • NSAIDs(ロキソニンなど):炎症と痛みを同時に抑制
  • アセトアミノフェン:安全性が高く、NSAIDsとの併用も可能

適切な口腔ケア

手術部位への直接的な刺激を避けながら、口腔内を清潔に保つことが重要です。たとえば、処方されるうがい薬を使用し、手術部位以外は通常通り歯磨きを行います。感染予防により術後の痛みを軽減できます。

また、硬い食べ物や熱い飲み物は避け、軟らかく適温の食事を心がけることで、治癒を促進します。

痛みへの不安を軽減するために

治療への不安を解消するには、信頼できる歯科医師選びと十分な情報収集が重要です。経験豊富な医師による治療、実際の患者さんの体験談、そして綿密なカウンセリングにより、安心して治療に臨めます。

経験豊富な歯科医師の選択

インプラント治療の豊富な経験を持つ歯科医師を選択することで、手術時間の短縮と術後の痛みの軽減が期待できます。様々なケースに対応した適切な痛み管理が可能です。

患者さんの体験談や口コミの確認

実際に治療を受けた患者さんの声を参考にすることで、現実的な痛みのレベルを把握できます。具体的には、医院のホームページやGoogle口コミなどで、痛みに関する感想を確認しましょう。多くの患者さんが予想より痛くなかったと評価している医院を選ぶことが重要です。

ただし、個人差があることも理解しておく必要があります。

カウンセリングで疑問を解消

治療前のカウンセリングで、すべての不安や疑問を解消することが大切です。たとえば、「どの程度痛むのか」「仕事への影響は」「痛み止めの効果は」など、具体的な質問を用意しておきましょう。納得できるまで説明を受けることで、安心して治療に臨めます。

また、セカンドオピニオンを求めることも、不安解消の有効な手段です。

まとめ:安心してインプラント治療を受けるために

インプラント手術の痛みは、適切な麻酔と術後ケアにより十分にコントロール可能です。手術中は麻酔により痛みを感じることはなく、術後の痛みも一般的な抜歯程度で、処方される鎮痛剤により効果的に管理できます。

経験豊富な歯科医師を選び、事前の検査と治療計画をしっかりと立てることで、痛みを最小限に抑えられます。また、術後の適切なケアと定期的な鎮痛剤の服用により、快適な回復期間を過ごせるでしょう。

不安がある方は、カウンセリングで十分に相談し、静脈内鎮静法などの選択肢についても検討してください。正しい知識と準備により、安心してインプラント治療を受けられます。

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この記事の監修医師プロフィール

川越 亮利 先生

医療法人Saraswati 川越歯科医院 理事長 / 歯科医師 川越 亮利 (Akitoshi Kawagoe)

専門分野:インプラント治療 / 補綴治療(入れ歯・義歯) / 予防歯科

広島大学第2補綴科での臨床研修を経て、海外大学(Indonesia Mahasaraswati University)にてインプラント科の客員講師を務めた経歴を持つ歯科医師。
国内の学会活動に加え、海外での歯科ボランティアや技術指導にも精力的に参加。現地の限られた環境下での治療経験や、学生への指導経験を活かし、難症例にも対応可能な「長持ちするインプラント治療」を探求し続けている。
現在は広島市中区江波にて、地域医療と世界レベルの技術の融合を目指して診療を行う。

【主な所属・資格】
  • Mahasaraswati University 補綴科・インプラント科 元客員講師
  • KISS(Kansai Implant Study Society)所属
  • 広島大学第2補綴科 臨床研修医 修了
  • 月星先生CEセミナー アドバンスコース修了

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